ウサギの前歯、正確には切歯といいます。
この切歯は、1年でウサギの顔よりも長い、10~20cmにまで伸びると言われています。
常に噛む事で適当な長さに保たれているのですが、噛み合わせが悪いとこれがうまくいきません。
口からはみ出してしまい、悪化すると食餌を取れなくなってしまいます。
ここまで悪化してしまうと、人間が定期的に歯を切りそろえてあげる必要があります。
ちなみにウサギの上の切歯ですが、よく見える2本の歯の後ろに一回り小さい歯が2本並んでいます。
そのためウサギは分類学上、『重歯目』という部類に入ります。